ペンタックスを分析〜その1

人脈・コネクション

ペンタックスは旧社名が旭光学工業で第一勧銀グループの企業です。
wikiによると、新社名のペンタックスはヘブライ語のペンテコステをもじったものとされています。
ペンタックスというと民主党が入っているビルの屋上看板の目がイルミナティの目だ、というような都市伝説もありますが–。
HOYAとの統合に関わるストーリーは、ハートエージェンシー(旧商号:アミカ→ハート商事)の三橋信一郎社長がペンタックスに常務取締役として同社の再建に乗りこんだところから始めるのが良さそうです。
私が不思議に思うのは、この話に関わる人物や会社が直接もしくは間接的に宝くじに関与しているところです。

簡単にHOYAによるTOB開始までの道のりを説明すると、次のとおりです。
2005年6月24日–—ペンタックス、三橋信一郎常務取締役就任
2005年12月16日–スパークス・アセット・マネジメント投信(株)(阿部修平社長)、ペンタックスの発行株式20%超取得のIRを発表
※2005年はIR上はHOYAの動きはなし
2006年12月21日–HOYA、ペンタックスの経営統合に向けた基本合意の旨をIRを発表
※HOYA側(鈴木洋代表執行役最高経営責任者)、ペンタックス側(浦野文男代表取締役社長)
※新社名としてHOYAペンタックスHD(株)、合併期日を2007年10月1日と予定
2007年4月6日—-HOYA、報道に対し、「対等の精神の下に両社の経営を統合」、TOB可能性についてIR
2007年4月7日—-HOYA,ペンタックスに対し、合併に代わり、株式の公開買い付け(TOB)という形につき協議を行いたい旨の申し入れ
2007年4月10日–—ペンタックス、経営統合断念発表、経営陣交替
※新代表取締役社長執行役員:綿貫宜司氏、浦野文男前社長は退任
2007年4月23日–—HOYA,ペンタックスとの公開買い付けに関する協議継続IR
2007年4月25日–—スパークス・グループ(株)(阿部修平社長)、ペンタックスに対し経営陣交替と合併断念に関し疑義、新役員など株主提案
2007年5月30日–—スパークス・グループ、株主提案取り下げIR
2007年5月31日–—HOYA、ペンタックスとのTOB合意の旨をIR
2007年6月27日–—ペンタックス、綿貫社長、三橋常務退任、中村渡監査役就任
2007年7月3日—-HOYA、ペンタックスに対するTOB開始

【考察】
スパークスの阿部社長は野村総研、野村證券出身という経歴で野村系。
同社はペンタックスに対し中村渡監査役の就任を株主提案してきましたが、この方もジャフコなので野村系です。
結局、中村氏は三橋氏と入れ替わりでペンタックスの役員に正式就任するのですが、注目すべきはこの方の経歴です。
他に2つの会社の監査役も先にやっております。その会社は次の2つです。
・バンクテック・ジャパン(株)
・(株)Eストアー
バンクテック・ジャパンは中村氏がジャスダック上場までこぎつけた会社で、イメージプロセシングに強みを持っています。
つまりはハードとソフトを併せたイメージ読み取り技術なのですが、その技術で、みずほ銀行、日宝業務センターと共同で宝くじの読み取りシステムに関する特許を出願しているのです。
そして、三橋氏はペンタックス退社後に、クロノスという宝くじ関連会社の代表取締役社長に就任します。

今回はここまで。
次回はバンクテック・ジャパンの成り立ちと宝くじ関連特許、ペンタックス人脈の分析を行います。

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