私が乗り込んだ組織(碓井雅也行政書士事務所)
株主総会結果報告:
成果:26番休憩の動議を提案しました。 議長に指名してもらえないのでやむを得ません。発言すると事前に言っているので何も発言しなければ、総会屋では ありませんが、元総会屋の小池隆一さんに笑われます。「総会屋から見た日本企業―大笑い!「目くそ鼻くそ」の相関関係」 という本の中で小池さんが発言しない奴は偽物だと主張しています。私は本物です。 がんばって知恵を絞って発言しました。毎回 「ハイ!!」 とか「4923番一言発言させてください。」と意志表示しているにもかかわらず、議長はわざと私を 指名しませんでした。しかし通常の質問よりも動議の方が優先されるととっさに機転を利かせて兎に角発言しました。 「手続動議!!」 一人でもがんばりました。みずほ銀行渉外部よりも10倍がんばっている背中を議長の佐藤さんにもしっかりと見せました。 最後に突然起立をして挙手「みずほ銀行に取り付いている大物総会屋の本間美邦税理士について質問させてください。」 と大声で発言しても議長に無視されたので「退場します。」と発言して退場しました。番号は4923番です。 単純なようでよく考えた結果の発言です。制止される前に3方向に対して伝えたいことを極限まで短い言葉で表現しなければなりませんでした。 具体的には第一にみずほグループ側です。 重要な単語は当然本間美邦です。この名前はプレッシャーになります。第二にマスコミに対してです。まだこの銀行は 総会屋の問題が残っていることを効果的に認識させられたはずです。第三に私以外の株主です。勘の鋭い人なら 何故議長がわざと私のことを無視していたのかわかってもらえたはずです。さらに来年の株主総会では私の 代わりに本間税理士について質問してくれる人がいるかもしれません。次に繋げるために布石を打ったのです。
牽制:みずほFGの佐藤さんのまん前最前列に陣取って、3時間ひたすらみずほグループの重役たちを牽制していました。 例えば重役たちの目が合えばにらみ付けたり、事業報告書をグルグル巻きして、バシバシ叩いたり、口にくわえて首を 振ったりして、奇行の限りをつくしました。
反省点:正直な感想では議長の権限と裁量を甘く見ていたのは反省しなければなりません。事実上議長の権限を突破して 動議を通すなど不可能に近いと感じました。反省と改善がなければみずほ銀行と同じになってしまいます。来年は 反省を生かしてもう一歩前進します。
具体策1(数):兎に角人をかき集めて総会で発言させるのです。 総会屋さんがよくやった手法だとは思いますが、数は力なりです。交代で動議の提出や質問を繰り返すので す。いくら議長に裁量権があるとしても会社側はたまりません。でも私は総会屋でもないのでそれだけ 数を集めることができないので無理です。
具体策2(金):「議題や議案を提案することができる権利の条件つまり 6か月前より引き続き総株主の議決権の100分の1以上または300個以上 の議決権を有する株主が提案権を行使することができる。」 これをフルに活用して発言の機会を作るのです。山口三尊さんが 議案の提出をしていました。でも不祥事を抱えているみずほの株など これ以上ほしくありません。
具体策2(その他):いろいろ思いついています。 |
■考察
ネットで本間美邦税理士の名前が最も沢山踊るのは、碓井さんのHPと当ブログだと思います。
期待に違わず、面白いレポートありがとうございました。
来期はHPに委任状のひな形を置いて、集めてみてはいかがでしょうか?
うちも協力しますよ。