「ハングリー・ハート 栢森家の系譜ーダイコク電機のルーツ」鈴木笑子著(中部経済新聞社)より
ダイコク電機「名画の庭」
展示絵画
最後の審判 ミケランジェロ・ヴォナロッティ作
最後の晩餐 レオナルド・ダ・ヴィンチ作
清明上河図 (清院本) 張擇端・伝作
鳥獣人物戯画 (甲巻、乙巻) 鳥羽僧正・伝作
総合プロデューサー:堺屋太一
建設設計:安藤忠雄建築研究所、安藤忠雄
企画委員会:安藤忠雄、池口史子(堺屋太一氏の夫人)、坂本一道、米倉守
協力
ヴァティカン システィナ礼拝堂
日本テレビ放送網(株)
ミラノ サンタ・マリア・デルレ・グラツィエ修道院
日本オリベッティ(株)
台北 故宮博物館
京都 高山寺
京都国立博物館
乾 由明(京都大学教授)
開催期間中、話題を呼んだのが博覧会史上はじめての男性コンパニオン。ユニホームは男女ともにバチカンの衛兵風デザインで、来館者に握手やサインを求められ、人気者に。(P396より)
花博から四年後の平成6年3月、「京都府立陶板名画の庭」が完成した。すでに寄贈済みの「最後の審判」などの四点に、新たに「陶板名画の庭」のために四点を製作した。
……
構想・設計は同じく堺屋太一氏と建築家の安藤忠雄氏。竣工式の日、荒巻禎一京都府知事より寄贈者であるダイコク電機に感謝状が手渡された。(P402より)
■荒巻禎一–wiki
荒巻 禎一(あらまき ていいち、1931年(昭和6年)7月22日 – )は、元京都府知事、弁護士。
経歴
1953年 – 21歳で司法試験合格
1954年 – 自治省入省、熊本県勤務
1959年 – 長崎県文書広報課長
1961年 – 長崎県地方課長
1963年 – 京都府教育委員会事務局管理課長
1965年 – 自治省行政局公務員課長補佐
1968年 – 静岡県総務部財政課長
1971年 – 自治省官房調査官、同年京都府総務部長
1974年 – 国土庁長官官房参事官
1975年 – 国土庁地方振興局総務課長
1977年 – 消防庁総務課長
1978年 – 28年間の革新府政の蜷川虎三知事引退。革新から府政を奪還した林田悠紀夫知事の下で京都府副知事(第1期時のもう一人の副知事は野中広務。)を務める。
1986年4月、京都府知事選挙で初当選、以降4期に亘り務める(〜2002年4月)。その間、計7年余り全国知事会副会長を務める。
2003年 – 京都文化博物館館長(現職)
2008年 – 京都府公立大学法人理事長(現職)
妻の父は佐藤勝也元長崎県知事。長崎県出向時の上司で旧制福岡高校(現九州大学)及び自治省(内務省)の先輩でもある。