読んだ本から

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登戸研究所から考える戦争と平和

●「登戸研究所から考える戦争と平和」山田朗/渡辺賢二/齋藤一晴著より 敗戦後、陸軍登戸研究所においては、疎開先の長野県駒ヶ根と元来の施設であった登戸(生田)において、製造した兵器や関係文書の徹底した破壊・焼却が行われたが、生田地区の登戸研...
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「橋下徹のカネと黒い人脈」より

「橋下徹のカネと黒い人脈」(一ノ宮美成+グループK)稲盛人脈の分析中に読んでたら、橋下さんの最大のブレーンが上山信一慶應大教授になってました。上山氏は(株)麻生の監査役(現任)ですね。 P17より 先の橋下番記者が言う。「ブレーンは、だい...
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大脱走(スピンアウト)より

「大脱走(スピンアウト)」高杉良より 解説--森功より石川島播磨重工業(IHI)から独立した碓井は、ソフトウェア開発会社「コスモ・エイティ」を設立。釣り具販売の「オリムピック」や光学機器メーカー「マミヤ光機」を買収し、話題をさらった。第一次...
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天皇の金塊より

「天皇の金塊」高橋五郎著 P121より日本国民の一部に明治維新以来の「ゴールド・カルテル」の指導よろしきを得た不届きな”強盗団”が存在したからだ。強盗団とは、明治政府を捏造樹立して、天皇を祭り上げ、天皇の名を騙り、その「畏れ多い」権威を笠に...
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犯罪なき繁栄をめざして

「犯罪なき繁栄をめざして〜国際派検事の五十年」 敷田稔著 アジア刑政財団の創始者自身による著。この本のポイントは敷田稔氏の交友関係を自らの言で知ることができることです。私がチェックした交友関係は次のとおりです。アジア刑政財団を起点に一柳アソ...
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会長はなぜ自殺したか〜読売社会部清武班

会長はなぜ自殺したか 金融腐敗=呪縛の検証〜読売社会部清武班 ノンフィクションシリーズ“人間” 7 七つ森書館 ナベツネへの離反騒動の際に、清武社長が記者会見で手にしていた本です。どうして、わざわざこの本を手にしていたのでしょう?それは、取...
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花の万博・ダイコク電機パビリオン

「ハングリー・ハート 栢森家の系譜ーダイコク電機のルーツ」鈴木笑子著(中部経済新聞社)より ダイコク電機「名画の庭」展示絵画最後の審判 ミケランジェロ・ヴォナロッティ作最後の晩餐 レオナルド・ダ・ヴィンチ作清明上河図 (清院本) 張擇端・伝...
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ZAITEN2013年12月号より

みずほ「ぎょうせい」麻生へ売却の舞台裏(ZAITEN2013年12月号) P19 「合併に関してアドバイスを行っていたのはH税理士で、この人物は旧第一勧銀人脈に深く食い込み、長年にわたって税金対策やトラブル処理を行なってきた、いわば”みずほ...
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サンシャイン計画

「閨閥ー特権階級の盛衰の系譜 改訂新版」神一行著とても素晴らしい本を書かれる神氏の著作です。プロローグでの同氏の見解披瀝は必見でしょう。 同書の中曽根元総理の閨閥において、サンシャイン計画に関する記述があります。 中曽根元総理がどういうつも...
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読んだ本から〜株式市場の黒幕とヤクザマネー

「株式市場の黒幕とヤクザマネー」松本弘樹著 イー・トレード証券の立ち上げに関わり、西田晴夫とつきあいがあった著者。そんな書から「ここは!」と思った箇所を抜粋してみました。 リキッド上場後、社長の大神田が逮捕されたことで「闇」の部分がクローズ...
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取締役宝くじ部長〜勧銀の企画部長

「取締役宝くじ部長〜異端のバンカー・片岡一久の生涯/大山真人」より 企画部というのは、勧銀全体を支える取締役、各部部長、支店長といった経営陣の調整をはじめ、最も重要な大蔵省関係の窓口になる部で、さらに子会社の取締権を一手に握る、勧銀の中枢...
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実録総会屋ー小川薫

「実録総会屋・超大物総会屋がすべてを実名で明かす これが総会屋の真実だ」小川薫著 やがて、小池君は、総会屋の上森子鉄先生のところに出入りするようになる。そのきっかけは、私が指示して、小池君に上森先生と談判させるためだった。四大証券の株主総会...
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見えざる政府・児玉誉士夫とその黒の人脈

「見えざる政府・児玉誉士夫とその黒の人脈」竹森久朝著 56-57P戦後もしばらくの間、東京銀座六丁目の昭和通りに面したところに「緑産業ビル」があった。そのビルは、四階建てで上屋の外装が中国の王宮風に作られていたので、一時は評判になったもの...
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白山と片岡一久宝くじ部長

片岡宝くじ部長の当時の家は渋谷区松濤と今ではものすごくリッチなロケーションなのですが--※松濤といえばSFCGの大島健伸社長も松濤だったはず。「取締役宝くじ部長/大山真人著」の中で白山地名もわずかに出ています。 「取締役宝くじ部長」よりしか...
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【クラブ33】「官僚疑惑」歳川隆雄著より

「官僚疑惑」歳川隆雄著P38より ■1997年 自民党の中曽根、竹下両元首相、加藤幹事長ら党三役らが17日夜、千葉県浦安市内での会合に出席し、政治路線問題などで丁々発止の論議を交わした。中曽根氏は加藤幹事長らについて 「こ...
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特務機関長 許斐氏利

■「特務機関長 許斐氏利」牧久著86-88Pより要約昭和7(1932)年、政友会内で鳩山一郎派と中島知久平派が主導権争い。愛国学生連盟の許斐氏利に中島派の門田新松議員の暗殺の誘いがあったが、その背後に鳩山に繋がる辻嘉六。許斐は門田暗殺を実行...
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トリックスター〜「村上ファンド」4444億円の闇

昭栄と新日本無線への敵対的TOBの調査で読み始めたのですが、それよりも興味深いものを発見。 カネボウ前社長の小城武彦は同じく旧通産省の勉強会「ビジョンクエスト」のメンバーだった。(P67) 東大法学部、村上と同期で旧通産省に入省した者の中に...
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私物国家・広瀬隆著より〜その1

「私物国家―日本の黒幕の系図」広瀬隆著より  この興味深い経過を知るには、過去十年前後、あるいはさらに遡って、20年ほど前の日本にたち戻ってみる必要がある。現在、霞が関と政界に跋扈している人間たちは、ある理由があって、やや古いその時代に、台...
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読んだ本から〜呪縛は解かれたか:その1

「呪縛は解かれたか」産経新聞金融犯罪取材班 広告停止の反動平成十年十月半ば、内外タイムス社(本社・東京江東区)発行の夕刊紙、内外タイムスに、ある連載記事が掲載された。タイトルは《”黒いハート”第一勧銀の暗部を暴く》。九年に発覚した総会屋へ...
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日本不動産研究所

「日本勧業銀行七十年史」の巻末年表より 昭和29(1954)年5月12日--勧友ビルディング(株)設立昭和34(1959)年2月24日--日本不動産研究所設立昭和34(1959)年9月10日--台北支店開設 ■考察公益法人の日本不動産研究所...
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