読んだ本から

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許永中「追跡15年」全データ

許永中「追跡15年」全データ/伊藤博敏著(小学館)より 許が京都銀行株問題に取り組むのは平成元年になってからだが、イトマンやセゾングループなど、当時、許が親しくしていた大企業に話を持ち込んで、いずれも断られている。(P142) この本のポイ...
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会長はなぜ自殺したか〜金融腐敗=呪縛の検証:その2

「会長はなぜ自殺したか〜金融腐敗=呪縛の検証」読売新聞社会部著より 同年九月四日、築地の料亭・吉兆で、会長だった宮崎邦次、頭取の奥田正司、木島と親しかった副頭取の新井裕、波多野の前任の総務部長だった入山晃嗣、それに田中の五人が木島を囲んで...
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バチカンの秘密〜見えざる世界帝国の真実【赤間剛】

バチカンの秘密〜見えざる世界帝国の真実【赤間剛著】1985年5月31日 第1版第1刷発行 ●第九章 バチカンの対日戦略 362pより 現在日本には五大宗教系列がある。①神社本庁②教派神道連合会③全日本仏教会④日本キリスト教連合会⑤...
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闇の帝王<許永中>

「闇の帝王<許永中>」グループ21+一ノ宮美成・編著(宝島社)より 本文より抜粋福本とはどんな人物なのか。生まれは1927年。昭和初期、共産党再建問題で一世を風靡した「福本イズム」で知られる故・福本和夫の長男である。東京大学経済学部卒。東京...
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花形記者は転んだ:その1

「花形記者は転んだ〜ジャーナリスト内藤國夫の素顔」丸山実・坂口義弘著(幸洋出版) P33より ここで日本の地下水脈にうごめく人物の名があげられて来た。笹川良一氏、塚本素山氏、村井順氏など。これらの地下水脈は別の章で論じることになるが、塚本素...
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プライムシステム問題と巽悟朗大阪証券取引所社長と金融庁市場課長

登場人物は、現在の経済事件でも人脈が続いている実名記載の不朽の名著 「兜町コンフィデンシャル-株式市場の裏側で何が起きているのか」高橋篤史著 192-193pより ■大証の災難■「北浜のドン」との異名もとった光世証券創業者で大...
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第1回宝くじのデザイン

「取締役宝くじ部長〜異端のバンカー・片岡一久の生涯/大山真人著」より抜粋 あれこれデザインを考えたすえ、三種の神器のひとつである八咫鏡を中央に置き、その左右に平和の意味を込めて鳩を一羽ずつ配し、両サイドに桜の花びらをあしらったデザインを完成...
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兜町コンフィデンシャル

「兜町コンフィデンシャル」髙橋篤史より 181-182Pもう一方の投資ファンドは、代表幹事とされる元生命保険社員の会社社長と接触できた。こちらは当初計画どおりに八億円を払い込んでいた。ただ、この代表幹事にいくら話を聞いても、「ある財団」と呟...
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虚業: 小池隆一が語る企業の闇と政治の呪縛

期待していたのとは異なる方向で、興味深い情報が多いです。随時更新していきます。 ■198Pより そもそも、小池は97年の出所後に、弁護士の内野経一郎から紹介され、山田と知り合った。小池の記憶によれば、初めて山田の名前を聞いたのは出所後、...
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証言 村上正邦/我、国に裏切られようとも〜その1

●「証言 村上正邦/我、国に裏切られようとも」魚住昭著この本は村上正邦元議員の語る半生を魚住昭氏がまとめたもので、「世界」(岩波書店)に掲載された「聞き書 村上正邦 日本政治右派の底流」を元に加筆・修正され上梓されたものです。自民党、生長の...
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「世界を動かす人脈」より

「世界を動かす人脈」中田安彦著 30pより この「スモール・ワールド」の理論によって、「なぜ金持ちは一層金持ちになり、貧乏人はなぜ一層貧乏人になるのか」ということを示すことができる。この理論によると、ネットワークで最も重要なのは、「ハブ」...
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登戸研究所から考える戦争と平和

●「登戸研究所から考える戦争と平和」山田朗/渡辺賢二/齋藤一晴著より 敗戦後、陸軍登戸研究所においては、疎開先の長野県駒ヶ根と元来の施設であった登戸(生田)において、製造した兵器や関係文書の徹底した破壊・焼却が行われたが、生田地区の登戸研...
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「橋下徹のカネと黒い人脈」より

「橋下徹のカネと黒い人脈」(一ノ宮美成+グループK)稲盛人脈の分析中に読んでたら、橋下さんの最大のブレーンが上山信一慶應大教授になってました。上山氏は(株)麻生の監査役(現任)ですね。 P17より 先の橋下番記者が言う。「ブレーンは、だい...
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大脱走(スピンアウト)より

「大脱走(スピンアウト)」高杉良より 解説--森功より石川島播磨重工業(IHI)から独立した碓井は、ソフトウェア開発会社「コスモ・エイティ」を設立。釣り具販売の「オリムピック」や光学機器メーカー「マミヤ光機」を買収し、話題をさらった。第一次...
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天皇の金塊より

「天皇の金塊」高橋五郎著 P121より日本国民の一部に明治維新以来の「ゴールド・カルテル」の指導よろしきを得た不届きな”強盗団”が存在したからだ。強盗団とは、明治政府を捏造樹立して、天皇を祭り上げ、天皇の名を騙り、その「畏れ多い」権威を笠に...
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犯罪なき繁栄をめざして

「犯罪なき繁栄をめざして〜国際派検事の五十年」 敷田稔著 アジア刑政財団の創始者自身による著。この本のポイントは敷田稔氏の交友関係を自らの言で知ることができることです。私がチェックした交友関係は次のとおりです。アジア刑政財団を起点に一柳アソ...
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会長はなぜ自殺したか〜読売社会部清武班

会長はなぜ自殺したか 金融腐敗=呪縛の検証〜読売社会部清武班 ノンフィクションシリーズ“人間” 7 七つ森書館 ナベツネへの離反騒動の際に、清武社長が記者会見で手にしていた本です。どうして、わざわざこの本を手にしていたのでしょう?それは、取...
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花の万博・ダイコク電機パビリオン

「ハングリー・ハート 栢森家の系譜ーダイコク電機のルーツ」鈴木笑子著(中部経済新聞社)より ダイコク電機「名画の庭」展示絵画最後の審判 ミケランジェロ・ヴォナロッティ作最後の晩餐 レオナルド・ダ・ヴィンチ作清明上河図 (清院本) 張擇端・伝...
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ZAITEN2013年12月号より

みずほ「ぎょうせい」麻生へ売却の舞台裏(ZAITEN2013年12月号) P19 「合併に関してアドバイスを行っていたのはH税理士で、この人物は旧第一勧銀人脈に深く食い込み、長年にわたって税金対策やトラブル処理を行なってきた、いわば”みずほ...
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サンシャイン計画

「閨閥ー特権階級の盛衰の系譜 改訂新版」神一行著とても素晴らしい本を書かれる神氏の著作です。プロローグでの同氏の見解披瀝は必見でしょう。 同書の中曽根元総理の閨閥において、サンシャイン計画に関する記述があります。 中曽根元総理がどういうつも...
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