東洋パルプ〜wiki拾い読み

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東洋パルプ
東洋パルプ株式会社(とうようパルプ)は、かつて存在した製紙会社である。広島県呉市にある王子マテリア呉工場の前身にあたり、1949年設立、1989年に王子製紙(2代目・現王子ホールディングス)に合併された。
沿革
東洋パルプは1949年1月、クラフトパルプ (KP) の生産を企図して設立された。設立時の社名は「三島パルプ工業株式会社」で、小規模製紙会社であった三島工業が中心となり設立した企業であった。しかし事業化の過程で大規模化し、三島工業の関与が薄れ、1950年3月東洋パルプに社名を変更した。このとき役員も一新され、会長の
岸信介(後の内閣総理大臣)を始め取締役の足立正(翌年に社長に就任)・永野護津島壽一小林中、監査役の瀬越憲作など、事業計画に参加した政財界の大物が役員に就任、組閣し得るその陣容から「東パル内閣」と称された。
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本社 : 東京都千代田区丸の内1丁目(鉄鋼ビル) – 1951年7月以降使用
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関連する人物
岸信介 : 初代会長(1950年 – 1953年)
伊藤忠兵衛 : 2代目会長(1953年 – 1973年)
足立正 : 2代目社長(1951年 – 1953年)
植場鉄三 : 3代目社長(1953年 – 1963年、呉羽紡績社長と兼任)
大國昌彦 : 8代目社長(1987年 – 1989年)
小林中 : 取締役
永野護 : 取締役
津島壽一 : 取締役
岡崎真一 : 取締役
矢野志加三 : 取締役
永野重雄 : 取締役(富士製鐵社長)
瀬越憲作 : 監査役
藤山愛一郎 : 監査役

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