■長江実業
長江実業(集団)有限公司(Cheung Kong (Holdings) Limited)は、中華人民共和国・香港を本拠とする香港最大の企業グループ。
現会長の李嘉誠が1950年代に長江工業有限公司として創業し、その後香港の発展と共に主導的地位を築きあげた。長江実業として1972年に香港証券取引所に上場。香港で最大の不動産開発企業のひとつであり、商工業などその他の産業でも重要な地位を占める。現社長兼副会長は、現会長は李嘉誠の長男、李澤鉅(Victor Li)。
■李嘉誠
李嘉誠(り かせい、Sir Li Ka-shing GBM KBE Commander, 広東語:Li Ka Shing, 1928年6月13日 – )は、香港最大の企業集団・長江実業グループ創設者である。2008年度世界長者番付によれば、その資産は265億米ドルとされる。香港及び東アジア全域で最も富裕な人物であり、華人としては世界最大の資産家である。
家族
次男のリチャード・リー(李沢楷)は香港最大の通信会社であるPCCW(パシフィック・センチュリー・サイバー・ワークス)を率い、東京の丸の内にパシフィックセンチュリープレイス丸の内を建設したことで日本でも知られる。
■パシフィックセンチュリープレイス丸の内
パシフィックセンチュリープレイス丸の内(英: Pacific Century Place Marunouchi)は、東京都千代田区丸の内の東京駅八重洲口南側にある超高層ビル。
元は東京駅八重洲口の旧日本国有鉄道所有地で、1997年にレールシティ東開発による建物提案方式により、香港に本社を持つ通信系企業パシフィックセンチュリーグループ(PCCW)が落札して開発された。現在はセキュアード・キャピタル・ジャパンと東日本旅客鉄道(JR東日本)が所有している。
主な施設
3-7F フォーシーズンズホテル丸の内東京
8-32F オフィスフロア
8F ソースファイア
17F アイディーオー証券
18F ブリヂストン
19F フジスタッフホールディングス(後に、登記上の本店のみとなった)
19-20F マネックスグループ
21-22F 久光製薬
22F 東急リバブル
24F 外為オンライン、アイアンドエーエス
26F ISホールディングス
27F アイネット証券、レオス・キャピタルワークス、アース・カー
28,31F マルハン
29,30F GCAサヴィアングループ
過去に入居していた企業
32F ヒューザー
■参考記事
破産の中央宣興、タイ法人株売却(2011/3/30)
中央宣興タイランドは28日、中央宣興が所有する中央宣興タイランド株すべて(発行株式の33・1%)を売却し、タイのアジア・ビジネス・サポート・アソシエーションが20・5%、シンガポールのパシフィック・センチュリー・ファンドが12・6%を取得した発表した。パシフィック・センチュリー・ファンドは香港最大の財閥、長江実業系の投資会社。 |