みずほ銀行六本木支店の土地登記

みずほFG

TSK・CCCターミナルビル跡地の隣である新六本木ビル(みずほ銀行六本木支店)ですが、この支店の土地登記を調べてみました。
該当地番はいくつかに分かれているのですが、その一部です。
※2つの地番で確認、おそらく残りは全部同じだと推測

■港区六本木7-15-7 不動産所有権に関する事項

1978年7月25日 (株)第一勧業銀行
持分一部移転-売買
千代田区九段北4-1-10
(株)日宝販
持分100万分の100464
1995年3月29日 (株)第一勧業銀行、東京リース(株)
持分全部移転-売買
(株)日宝販
持分100万分の899536
1996年3月25日 所有権移転-売買 港区六本木7-15-7 新六本木ビル
宝成不動産(株)
→設立:1996年3月14日
設立してすぐ
2002年10月1日 商号変更 (株)タウンドリーム
2003年11月10日 商号変更 (株)プルトン
2004年12月16日 所有権移転-信託 港区芝3-33-1
中央三井信託銀行(株)
2009年3月17日 所有権移転-信託財産引継 千代田区神田神保町1-11
さくら綜合事務所
六本木七丁目特定目的会社
→設立:2009年2月5日
代表理事:安藤隆夫

港区六本木7-15-7は植物の名前のSPC?がいっぱい

■考察
第一勧銀六本木支店の土地は元は第一勧銀と東京リースが所有していたようですが、それを宝くじ販売会社の日宝販に全て売却しています。
その後、宝成不動産に売買しているのですが、この会社も名前のとおり、宝くじ販売系の不動産会社なので大差はありません。
設立してすぐに所有権移転したところを見ると、むしろこのために宝成不動産を作ったんじゃないか、とも思えます。
宝成不動産は商号変更を経て、不動産業のプルトンになるのですが、タウンドリームはこの六本木住所に2つ同じ商号の会社があった時期があり、ちょっとだけ経緯がイレギュラーになっています。
その後は一度外部の中央三井信託銀行に信託されたようですが、現在はみずほグループ御用達のさくら綜合事務所のSPCに信託されています。
ちなみに六本木七丁目特定目的会社の資産評価は(財)日本不動産研究所が行っています。

六本木七丁目特定目的会社
2008年1月18日設立–ネオパス霞が関H特定目的会社
2009年1月29日—-—六本木七丁目特定目的会社に商号変更

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