第625回ロト6は1等13本の大放出。
1等賞金ー16,095,600円のミニロト1等状態。
まあ、これ自体は過去にも1等20本クラスはあるので、とりたてて変な現象ではありません。
しかし、1等13本中12本がハーデス・グループ傘下のチャンスセンターからの当せん。
FACTA2月号の記事「みずほ「秘中」の黒幕利権会社」によると–
約1200社の販売業者で、売り場は1万7千カ所ある。最大が日本ハーデスグループで、約2千カ所の売り場で約5千億円を売り上げ、売り場数が12%なのに売り上げは5割を占める。
これまでのロト6の当せん率からは1等の約50数パーセントをコンスタントにチャンスセンターが輩出しています。
同じくFACTAの記事によると、日本ハーデスの年間売り上げは5000億円と売り上げ総数の半分強なのでロト6の1等当せん率は数が合います。
それが第625回に限っては、13分の12で、なんと92%も1等を出しています。
残り15000箇所の宝くじ売場からは1本ですか?
どう考えても確率的に怪しいと思うのですが。
冷静に考えて、第625回に限っていえば、日本ハーデスが全体の9割近い売り上げを出した、ということです。
少なくともそう考えなければ統計的に変です。
というか、残り15000箇所の売場は、ロト6の販売は止めたほうが賢明だと思いますよ。
こういう統計的に見て怪しい事象が起きても、調査する責任機関が全く存在しない宝くじ業界。
売り上げが落ち込むのは当然です。