【昔のニュース】王華総領事が王子製紙の篠田和久社長と会見

ニュース抜粋

王華総領事が王子製紙の篠田和久社長と会見
中華人民共和国新潟総領事館-2012年2月9日

2月8日、王華総領事は来館した王子製紙株式会社篠田和久社長一行と会見し、今後の経済協力について意見交換した。会見には同会社の取締役・専務執行役員渡辺正氏、常務執行役員渕上一雄氏、総領事館の宮暁冬副総領事らも同席した。

 王華総領事は歓迎の意を述べ、中国と業務エリア三県の経済交流促進に関する総領事館の業務展開について紹介し、長年にわたって王子製紙株式会社は江蘇省を中心に積極的に中国各地に進出し、双方の経済協力において大きな成果をあげた。中国では経済発展につれて内需拡大が続いているが、なかでも製紙業と深く関連する文化産業が大いに発展しており、これは互いの経済・貿易協力の深化に有利な条件となっていると語った。王華総領事はまた、現在総領事館は中日連雲港プロジェクト、環日本海経済圏構築の構想、四省区・三県経済交流大会など、一連の重要な経済協力プロジェクトや課題に力を入れており、期は熟したといえる。これらのプロジェクトは将来性があり期待できると強調し、王子製紙にはこのチャンスを掴み、自らの優位性を発揮しながら積極的に関わってもらいたいと語った。

篠田社長は感謝の意を述べ、王子製紙の中国進出の状況や東日本大震災後の業務展開について説明した。篠田社長は特に、王華総領事から中日連雲港プロジェクト、環日本海経済圏構築の構想などの説明を受けた後、王子製紙としてもこれらの経済協力動向を重視しており、今後、総領事館との話し合いを深めながら参加を検討し、新たな業務展開を目指したいと語り、引き続き中国との経済協力を促進するとともに、環日本海経済圏など地域経済連携にもさらに深く関わる意向も示し、総領事館のさらなる協力を希望した。

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