村上ファンド〜wiki拾い読み

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村上ファンド〜wiki拾い読み
村上ファンド(むらかみファンド)とは、元通商産業省官僚の村上世彰、元野村證券次長の丸木強、元警察庁官僚の滝沢建也らが率いていた、投資、投資信託、企業の買収・合併に関わるコンサルティングを行っていたグループの通称である。
中核となる企業は、株式会社
M&Aコンサルティングや株式会社MACアセットマネジメントであった。
……
中核企業
株式会社
M&Aコンサルティング(エムアンドエイコンサルティング)
本社 東京都港区六本木六丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー20階
事業内容 投資顧問業
代表者 代表取締役
丸木強(2006年5月24日まで村上世彰)
2001年1月に、
オリックスの支援を受けて、休眠会社のクロス・ウェーブ株式会社(研修施設運営会社)を株式会社エム・エイ・シーに商号変更する形で設立している。2004年6月に、株式会社M&Aコンサルティングに商号変更。

株式会社MACアセットマネジメント(マックアセットマネジメント)
本社 東京都港区六本木六丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー20階
代表者 代表取締役
岡田裕久
株主 有限会社オフィスサポート46%、
株式会社オリックス45%
もともとは、こちらの社名がM&Aコンサルティング(エムアンドエイコンサルティング)であったが、2004年6月に商号を入れ替えるように変更。運用するファンドは新・M&Aコンサルティングに移管している。
ファンドの末期には、シンガポール法人のMAC ASSET MANAGEMENT PTE. LTD.を設立して資産を移転させ、MACアセットマネジメントは廃業している。
2006年のニッポン放送の株式買占めの際に、買い付け主体となったのは、MACアセットマネジメントである。

株式会社エム・エー・シー(MAC)
設立 1999年10月
本社 東京都港区六本木六丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー20階
代表者 代表取締役
村上世彰
資本金 1000万円
株主 有限会社オフィスサポート100%
2005年11月の
新日本無線のTOBの際に、直接の買い付け主体となったのは、MACである。

歴史
1999年 – 通産省を退職した村上世彰が「株式会社エム・エー・シー」を設立
2000年 – 東証2部上場企業(現在は1部上場)
昭栄の株を1000円でTOB(株式公開買い付け)を実施。日本で初めての敵対的TOBを敢行。これは後に筆頭株主のキヤノンや大株主である芙蓉グループが応じなかったこと、さらに経営陣側も不採算部門の撤退などを発表しTOB期限当日までに集まった株は少数だったため失敗に終わる。

■考察
オリックス→世界貿易センタービル
宮内義彦氏→(一社)日本取締役協会会長→世界貿易センタービル

ウェブクルー青山浩社長が、富士銀行(芙蓉グループ)出身で(株)M&Aコンサルティング経由のようですが。

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