各国の熱心な世界連邦主義者たちは1946年、ルクセンブルグに集まって、「世界連邦運動」(WFM)の前身である「世界政府のための世界運動」
(WMWFG)を組織し、その第1回大会を翌47年、スイスのモントルーで開催。いわゆる「モントルー宣言」を発表し、世界連邦の6原則を明らかにしました。
1.全世界の諸国、諸民族を全部加盟させる。
2.世界的に共通な問題については、各国家の主権の一部を世界連邦政府に委譲する。
3.世界連邦法は「国家」に対してではなく、1人1人の「個人」を対象として適用される。
4.各国の軍備は全廃し、世界警察軍を設置する。
5.原子力は世界連邦政府のみが所有し、管理する。
6.世界連邦の経費は各国政府の供出ではなく、個人からの税金でまかなう。