ペンタックスを分析〜その3

人脈・コネクション

HOYAシリーズで登場した会社、人物に絡む履歴をまとめてみます。

2005年4月27日–—東京ドーム、森信博取締役就任
2005年6月17日–—HOYA、児玉幸治取締役就任
2005年6月20日–—ハートエージェンシー、
三橋信一郎代表取締役社長退任
2005年6月24日–—ペンタックス、三橋信一郎常務取締役就任
2006年9月30日–—
日本オー・シー・アール(株)、解散
2006年10月5日–—バンクテック・ジャパン、ジャスダック上場
2006年12月21日–
HOYA、ペンタックスの経営統合に向けた基本合意の旨をIRを発表
2007年4月26日–—東京ドーム、
児玉幸治監査役就任
2007年6月27日–—
ペンタックス、三橋信一郎常務取締役退任
2007年6月27日–—
ペンタックス、中村渡監査役就任
2007年7月3日—-
HOYA、ペンタックスに対するTOB開始
2008年6月27日–—(株)クロノス、三橋信一郎代表取締役社長就任、森信博取締役就任
2008年6月27日–—日本ハーデス(株)、森信博代表取締役社長就任
2008年6月27日–—ケイ・エス・オー(株)、森信博代表取締役社長就任
2008年6月27日–—(株)タカラパック、森信博取締役就任
2008年6月27日–—(株)ソシエテアクセプタンス、森信博取締役就任

【考察】
日本オー・シー・アールは第一勧銀系のOCR会社です。解散になったのは、おそらく代替となる会社ができたからだと思われます。それがバンクテック・ジャパンなのかどうかは定かではありませんが、特許を共同出願したこと、およびバンクテック・ジャパンの成立時期が合うことを勘案すると可能性は大です。
話は逸れますが、第一勧銀系の関連会社で「日本」が冠の会社はとても稀です。
思いつくのは、この日本オー・シー・アールと日本土地建物、日本ハーデスくらいです。
※日本土地建物と日本ハーデスは、第一勧銀系列として正式にリスティングはされていませんが。
おそらく、この日本は日本勧業銀行の「日本」か日本国そのものの日本なんだろうと思います。


三橋
氏、氏はともに第一勧銀台北元支店長です。
三橋氏は慶應義塾大学商学部出身とのこと。
※森信博氏も慶應大学出身。
両名併せてハーデス・グループの役員に就任した時期が同じです。
椎名武雄取締役が片岡一久宝くじ部長と親しかったことは、第1回目に書きました。
なんだか、宝くじ繋がりが異様に多すぎるのです。

次回の人脈・コネクション・シリーズは同じような時期に起きた、新日本無線のTOB劇について書く予定です。

【つぶやき】
慶應三羽烏→椎名氏(日本IBM)、茂木氏(キッコーマン)、小林氏(富士ゼロックス)はいずれも経済同友会。
※三極委員会にも三氏が入っていたと思います。
慶應大学出身者が目立ちます。

タイトルとURLをコピーしました