花形記者は転んだ:その1

読んだ本から

花形記者は転んだ〜ジャーナリスト内藤國夫の素顔」丸山実・坂口義弘著(幸洋出版)

P33より
 ここで日本の地下水脈にうごめく人物の名があげられて来た。笹川良一氏、塚本素山氏、村井順氏など。これらの地下水脈は別の章で論じることになるが、塚本素山氏は1967年(昭和42年)まで創価学会の顧問である。
 塚本氏は、戦時中、支那(現在の中国)東部方面軍の副官であった。笹川氏は、周知のように、児玉誉士夫氏と並んで物資調達の民間機関を運営していた。児玉氏は主に上海地方で海軍の下請けをしており、笹川氏は陸軍の下請けをしながら中国大陸に進出していった。当然のごとく、
塚本副官と笹川民間機関は仕事のうえでも”同士的”結合があった

P34より
伝統的反天皇制教団で名がある大本教が内紛を更に広げるかのように、現教祖の子息で、笹川良一氏とも繋がっている出口京太郎氏を代表として出席させた。

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