橋本首相とサシで会えた二人の役人 大蔵・杉井、防衛・守屋両審議官

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橋本首相とサシで会えた二人の役人 大蔵・杉井、防衛・守屋両審議官
2007年10月29日 国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行

霞が関で2人だけ、局長より格下の官房審議官でありながら、橋本総理と“サシ”で何度も会っている人物を見付けました。

 一人は大蔵省の官房審議官だった杉井孝さん。

 そして、もう一人が防衛庁(内閣官房兼務)の官房審議官だった守屋武昌さんだったのです。

 二人ともどちらかというとモサッとした感じで、私にはあまり優秀そうには見えませんでした。ただ、周囲の人に言わせると「切れる人物」で、特に杉井さんは大蔵事務次官就任が確実な人だとのことでした。

 1998年、日本銀行や大蔵省の職員への接待汚職事件が起きました。いわゆる“ノーパンしゃぶしゃぶ事件”です。

 これは日銀の松下康夫福井俊彦正副総裁、三塚博大蔵大臣、小村武大蔵事務次官らが職を追われるという大スキャンダルになりました。

 自らも接待を受けていた杉井審議官は大蔵省そのものを追放され、今は弁護士をしているそうです。

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弁護士法人杉井法律事務所

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