スヴェン・アンダシュ(アンデシュ)・ヘディン(Sven Anders Hedin,1865年2月19日-1952年11月26日)はスウェーデンの地理学者・中央アジア探検家。 1905年、ペルシアからインドに入り、レーから西北チベットに侵入、中央チベット湖沼地帯を探検してインダス川、サトレジ川(インダス川支流)、ブラマプトラ川(ガンジス川支流)の水源地方を調査。シガツェに至ってパンチェン・ラマの歓迎を受けた。サトレジ川の河源およびヒマラヤ山脈の北にあってこれと平行し、カラコルム山脈に連なるトランス・ヒマラヤ山系の発見は、この調査旅行で最も意義ある業績である。カイラス山へも訪れたが、チベット人に入山を禁じられている。これらの成功は、パトロンであるロシア皇帝ニコライ2世との個人的な友情なしには成功はなしえなかった。また、ノーベル家の援助も受け、その関わりは生涯に渡った。 これらの行動が原因で、第二次世界大戦終結後にスウェーデン国内ではヘディンを「ナチス・ドイツに協力した」として大きく批判された。 日本との関わり |
■考察
どうやら、ヘディンも世界連邦運動派のようですね。