■船井総合研究所
株式会社船井総合研究所(ふないそうごうけんきゅうしょ)は、大阪府大阪市中央区に本社を構え、経営コンサルティングなどを業務とする会社である。創業者は船井幸雄。2000年に3代目社長の小山政彦が就任。2005年に東証一部に上場。2010年3月に4代目社長の高嶋栄が就任。
■船井幸雄
船井 幸雄(ふない ゆきお、1933年1月10日 – )は、大阪府出身の経営コンサルタント。
経歴
1956年、京都大学農学部農林経済学科卒業。株式会社船井総合研究所(創業時は日本マーケティングセンター。13人で日本マネジメント協会から独立)の創業者。株式会社本物研究所、船井メディア、船井財産コンサルタンツ、船井本社の各社代表取締役会長。
経営コンサルティングの手法としては『地域一番店戦略』が有名。これは、1970年代に渥美俊一が唱えた『チェーンストア理論』の対局を為す小売戦略として、多くの地域小売業者に支持された。
丸井会長の青井忠雄、伊勢丹出身で松屋と東武百貨店を再建した山中鏆と昵懇で、三人会と称する会合を定期的に開いていた。東武百貨店が東洋一の百貨店を池袋にリニューアルオープンした際の戦略も、地域一番店戦略がベースとなっている。そごうも影響を受けた。
■山中かん
山中 鏆(やまなか かん、1922年1月20日 -1999年9月26日)は、山口県下関市出身の日本の実業家。伊勢丹専務から、松屋では副社長・社長・会長を歴任、経営危機に陥っていた同社を再建を果たした後、東武百貨店の社長・会長を歴任した。『ミスター百貨店』『百貨店経営の神様』『松屋中興の祖』とも称された。
■(株)松屋の有報(H23)より
根津嘉澄取締役
小林喬監査役