読んだ本から

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「世界を動かす人脈」より

「世界を動かす人脈」中田安彦著 30pより この「スモール・ワールド」の理論によって、「なぜ金持ちは一層金持ちになり、貧乏人はなぜ一層貧乏人になるのか」ということを示すことができる。この理論によると、ネットワークで最も重要なのは、「ハブ」...
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兜町コンフィデンシャル

「兜町コンフィデンシャル」髙橋篤史より 181-182Pもう一方の投資ファンドは、代表幹事とされる元生命保険社員の会社社長と接触できた。こちらは当初計画どおりに八億円を払い込んでいた。ただ、この代表幹事にいくら話を聞いても、「ある財団」と呟...
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花形記者は転んだ:その1

「花形記者は転んだ〜ジャーナリスト内藤國夫の素顔」丸山実・坂口義弘著(幸洋出版) P33より ここで日本の地下水脈にうごめく人物の名があげられて来た。笹川良一氏、塚本素山氏、村井順氏など。これらの地下水脈は別の章で論じることになるが、塚本素...
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会長はなぜ自殺したか〜金融腐敗=呪縛の検証:その2

「会長はなぜ自殺したか〜金融腐敗=呪縛の検証」読売新聞社会部著より 同年九月四日、築地の料亭・吉兆で、会長だった宮崎邦次、頭取の奥田正司、木島と親しかった副頭取の新井裕、波多野の前任の総務部長だった入山晃嗣、それに田中の五人が木島を囲んで...
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平成政治20年史

「平成政治20年史」平野貞夫著 23p メモの最後に、これからの厳しい政局に臨む参考にと、大本教の教祖・出口王仁三郎翁の言葉を記しておいた。「”人事を尽くして天命を待つ”という心境では悟りが足りない。”人事を尽くして天命に遊ぶ”という...
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表舞台裏舞台〜福本邦雄回顧録

日本のフィクサー福本邦雄氏とのインタビューからおこした本で、すごく読まれているであろう「表舞台裏舞台〜福本邦雄回顧録」よりここは、と思った箇所-266Pから --財界人というのは、昔「四天王」とか言われていましたが、その人たちが本当...
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私物国家・広瀬隆著より〜その2

小長の後を継いで事務次官に就任し、渡辺通産大臣と組んだのが、序章の【系図1ー野村證券・第一勧銀・総会屋事件にからむ泉井事件】の中央に描かれた福川伸次だったのである。そして福川が、事務次官を退任したあと、野村総研に天下りして、野村證券会長と社...
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私物国家・広瀬隆著より〜その1

「私物国家―日本の黒幕の系図」広瀬隆著より  この興味深い経過を知るには、過去十年前後、あるいはさらに遡って、20年ほど前の日本にたち戻ってみる必要がある。現在、霞が関と政界に跋扈している人間たちは、ある理由があって、やや古いその時代に、台...
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実録総会屋ー小川薫

「実録総会屋・超大物総会屋がすべてを実名で明かす これが総会屋の真実だ」小川薫著 やがて、小池君は、総会屋の上森子鉄先生のところに出入りするようになる。そのきっかけは、私が指示して、小池君に上森先生と談判させるためだった。四大証券の株主総会...
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サンシャイン計画

「閨閥ー特権階級の盛衰の系譜 改訂新版」神一行著とても素晴らしい本を書かれる神氏の著作です。プロローグでの同氏の見解披瀝は必見でしょう。 同書の中曽根元総理の閨閥において、サンシャイン計画に関する記述があります。 中曽根元総理がどういうつも...
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