闇の帝王<許永中>

読んだ本から

闇の帝王<許永中>」グループ21+一ノ宮美成・編著(宝島社)より

本文より抜粋
福本とはどんな人物なのか。
生まれは1927年。昭和初期、共産党再建問題で一世を風靡した「福本イズム」で知られる故・福本和夫の長男である。東京大学経済学部卒。東京・丸の内に「フジ・インターナショナル・アート」という事務所を構え、画商兼美術出版業を営んでいた。
 これが福本の表の顔なら、裏の顔では、
六つの政治団体の代表兼会計責任者として、政治資金収支報告書に現れただけでも年間一億円近い政治資金を動かしていた。
 六つの政治団体とは、南山会(
中曽根康弘)、登会(竹下登)、晋樹会(安部晋太郎)、俯仰会(宮澤喜一)、とどろき会(渡辺美智雄)などである。(89P)

【考察】
福本邦雄氏についての紹介箇所です。
現在、松久関係者が複数の政治団体の代表に登場しているということで、似ているなと思い当たったのが福本邦雄氏のことです。

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