【IR】みずほFG【2013年10月28日】

宝くじの闇

株式会社みずほ銀行による業務改善計画の提出および当社における取組みについて
2013年10月28日

これだけの事を書いた後で、さらなるヤバい事実が発覚したら完全にアウトでしょうなあ。

■今回の東京都財務局主計部公債課からの回答の一部

加えて、再委託事業者に反社会的勢力との関係がない点については、
みずほ銀行において、定期的な確認を実施しており、その旨報告を受けております。

■考察
宝くじ販売再委託業者の審査は宝くじ事務協議会でなく、全てみずほ銀行が行っている模様。
つまり、丸投げである。
全てみずほ銀行の義務と委託先の宝くじ事務協議会が認めているのであるから、何かあればみずほ銀行の責任である。販売再委託業者のうちに1社でも反社があれば、みずほ銀行は完全にお終いだろう。
再委託を受けた販売業者は約1200社、売り場は約1万7千箇所らしい。
みずほ銀行は、この1200社の名前は全てわかるはずである。

だが、ここに宝くじ販売再委託のトリックが存在する。

FACTAにも書いていたように宝くじ販売業務を統括し、登記住所も同じ、営業ビルが同じ、役員交流があっても、販売再委託業者とはならないのだ。
あくまで、宝くじを販売する業務だけを行っているのが、販売再委託業者。
宝くじに関するシステムの会社、宝くじの券組・封緘する会社、宝くじの調査・企画をする会社、宝くじ売場を管理する会社などは再委託業者の審査対象外のようだ。

販売を統括する事業といえば、これはもう販売再委託というより、元請けの委託業者と同じようなものである。
そこは、委託金融機関が行わなければならない、と考えるが、東京都財務局に問い合わせても拉致があかないので、都議会のほうにでも、これまでの情報を流すことにしよう。

今回の事件で第一勧銀総会屋利益供与事件の記事を週刊誌などで良く目にするようになった。
あの事件も真相は闇の中の不可解事件なので、多くの人が再検証すると良いだろう。
このブログには、そのためのデータがある。

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