読んだ本から

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花の万博・ダイコク電機パビリオン

「ハングリー・ハート 栢森家の系譜ーダイコク電機のルーツ」鈴木笑子著(中部経済新聞社)より ダイコク電機「名画の庭」展示絵画最後の審判 ミケランジェロ・ヴォナロッティ作最後の晩餐 レオナルド・ダ・ヴィンチ作清明上河図 (清院本) 張擇端・伝...
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犯罪なき繁栄をめざして

「犯罪なき繁栄をめざして〜国際派検事の五十年」 敷田稔著 アジア刑政財団の創始者自身による著。この本のポイントは敷田稔氏の交友関係を自らの言で知ることができることです。私がチェックした交友関係は次のとおりです。アジア刑政財団を起点に一柳アソ...
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大脱走(スピンアウト)より

「大脱走(スピンアウト)」高杉良より 解説--森功より石川島播磨重工業(IHI)から独立した碓井は、ソフトウェア開発会社「コスモ・エイティ」を設立。釣り具販売の「オリムピック」や光学機器メーカー「マミヤ光機」を買収し、話題をさらった。第一次...
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登戸研究所から考える戦争と平和

●「登戸研究所から考える戦争と平和」山田朗/渡辺賢二/齋藤一晴著より 敗戦後、陸軍登戸研究所においては、疎開先の長野県駒ヶ根と元来の施設であった登戸(生田)において、製造した兵器や関係文書の徹底した破壊・焼却が行われたが、生田地区の登戸研...
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証言 村上正邦/我、国に裏切られようとも〜その1

●「証言 村上正邦/我、国に裏切られようとも」魚住昭著この本は村上正邦元議員の語る半生を魚住昭氏がまとめたもので、「世界」(岩波書店)に掲載された「聞き書 村上正邦 日本政治右派の底流」を元に加筆・修正され上梓されたものです。自民党、生長の...
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闇の帝王<許永中>

「闇の帝王<許永中>」グループ21+一ノ宮美成・編著(宝島社)より 本文より抜粋福本とはどんな人物なのか。生まれは1927年。昭和初期、共産党再建問題で一世を風靡した「福本イズム」で知られる故・福本和夫の長男である。東京大学経済学部卒。東京...
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許永中「追跡15年」全データ

許永中「追跡15年」全データ/伊藤博敏著(小学館)より 許が京都銀行株問題に取り組むのは平成元年になってからだが、イトマンやセゾングループなど、当時、許が親しくしていた大企業に話を持ち込んで、いずれも断られている。(P142) この本のポイ...
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一撃の拳〜松井章圭

読んだ本から興味深い箇所を取り上げるシリーズ。今回は「一撃の拳・松井章圭」北之口太著 松井章圭氏と許永中氏の関係の場面より 松井のCTCへの就職に関する面談は、帝国ホテルにあった事務所で行われた。(中略)許は松井に「わしは九時、五時のサラ...
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大合併〜小説第一勧業銀行ーその1

髙杉良の実名経済小説「大合併〜小説第一勧業銀行」を遅ればせながら読みました。その中で、目に止まった箇所を今後、小分けに紹介いたします。 横田頭取と西川副頭取は、この日夕刻、勧銀の有力OBと本店ビルの役員会議室で懇談した。横田が宮崎一雄(日...
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会長はなぜ自殺したか〜金融腐敗=呪縛の検証:その1

「会長はなぜ自殺したか〜金融腐敗=呪縛の検証/読売新聞社会部」を再読していたところ、藤森鐵雄元会長と青木辰男元副頭取の反目に興味が湧きました。藤森氏は木島力也氏との関係を、井上薫名誉会長からのしがらみ的な証言をしているのですが、青木氏は藤森...
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